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2009-12

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昭和40年代物語 - 2009.12.02 Wed

「序」
2009年も、あと一月足らずで暮れようとしている。
ミレニアム後の10年を、後世の人々は何と総括するのだろうか・・・?
森の中で人は、下草を見ることはできても森全体を見通すことはできない
彼方にその身を置いて、忘却の淵から記憶をたぐり寄せ
初めてその時代が何であったのかを知ることができるのだ。

「第一話 学校ではいろんなものが売っていた」

「肝油」知ってますか?食べたことありますか?
タラの内臓から絞った油を固めたこの食べ物は
昭和40年代前半までは、小学校で売られていました。

夏休みとか冬休みの前に
「河合の肝油ドロップ販売の案内」とかいうチラシが配られ
封筒に金を入れて持っていくと
後日「帰りの会」とかのとき、先生が配ってくれるという・・・

なんで公立の小学校が効果があるかどうかもわからないサプリメントを
販売代理していたのか、よく理由はわからないのですが。

他の同級生が買っているのをみると
たいしておいしくもないんだけど、買わないのは悔しい気がして
お母ちゃんに「肝油買って!」とねだったものでした。
プラスチックでできた、今考えるとチープな、動物の形をした容器にはいったものもあり
結局食べ残して残りがやがて捨てられるんですけど。

あと、学研の「科学と学習」も学校で売ってましたな。
「○○年生の科学」には、実験や観察に使える付録がついてて
この付録を目当てに、買ってもらったものです。

昼休みに金の入った封筒を図書館に持っていくと
そこが販売会場になっていて
金持ちは「科学」と「学習」の両方(男子には「科学」の方が人気高かった」
大半を占める中流家庭の子は、どちらかひとつ。

兄弟が多くて、一人に買ってやると何冊も買わなきゃいけない家の子なんかは
買ってもらえず
肩身が狭そうでした。

そんなことが問題化したのか
やがて「科学と学習」は学校で売られなくなり
「学研のおばちゃん」が家に届けるものになりました。

あと、学校の中ではないですが
小学校の門の近くには「文房具屋さん」が必ずあり
文房具に限らず、おもちゃや駄菓子を売っておりました。

子どもたちの下校時間から間もなくすると
「紙芝居のおじさん」が鐘をならしながら
水飴を売りに来た。
そんな「昭和40年代前半」でした。
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玄界灘に生息するひねくれおじいさん「じゅごん」の駄菓子屋さんです

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