今年最も印象に残ったゲーム

押し迫ってきましたね。
日ごろ、ソフト&野球で休日のほとんどを家をあけている我が家。
おまけに夫婦そろって、片づけ下手、掃除嫌いときているものだから
家の中、家の外、もうそれは悲惨なことになっておりまして・・・

ぼちぼち大掃除をしていますが、まあきれいにはなりません。
障子紙なんて何年も貼り替えてないし・・・
なんとか新年を迎えることができる体裁にするのにてんやわんやです。

ただ、庭だけは、もうほとんど原生林化していたのですが
久しぶりに植木屋さんに頼んで、ばっさりやってもらいました・・・

かなりの出費が痛かったです(><)

ただ、そのおかげで、すっきり!
昨日は、久しぶりに飛んできたジョウビタキを
庭で見ることができました。
joubitaki

鮮やかな赤い腹と黒い羽根、白いワンポイントが特徴です。
「常火焚」から名前が来ているとも言われています。


タイトルにもある「今年のゲーム」ですが・・・

西クラブもそれなりに良いゲーム、印象に残るゲームはあったのですが
(「逆転満塁サヨナラホームラン」とか)
まだ終わっていない今シーズン。
1月にきっと感動のベストゲームが待っている、と思い。

今回は、アキラの中学野球の方から1試合・・・

10月9日に行われた、秋季リーグ戦の最終戦。
この試合に勝てば優勝という相手に対し3-1で逆転勝ち。
エース博人に初白星がついた試合。

勝って優勝というわけでもなく(4勝4敗)、とりたてて劇的という展開でもなく・・・

けれど大きな、大きな一勝でした。

なにより、実はこの試合、私は見に行ってない(笑)
校区体育祭の準備で、どうしてもはずせなくて・・・

でも、その報告を聞いた時、とても嬉しかった一勝。

ここまで、いい投球をしながら、なぜか勝てなかったエースの博人。
周りの足を引っ張るエラーであったり、勝負弱い打線であったり・・・
ほとんどヒットは打たれていないんだけど、なぜか勝てない・・・

チームが勝っても、博人に勝ち星がつかない・・・

そんな中、春先から体調を崩し、入院中だった博人のお父さんから
一通のメールが、チームのメール連絡網を通じて全員に送られてきました。
珍しいことでした。

お疲れ様です。博人は、 なかなか勝てませんが、 応援よろしくお願いします。博人は、小学6年時、両膝、左腕、左肩、の成長痛で、下級生の球拾い等をしながら野球を続けました。そして、コンドル西村監督が、怪我人を入部させて下さいました。
博人は、チーム、親父連中に支えられています。
今、いろんな経験をしながら野球が出来る喜びを感じてると思います。
でも、一勝させたい。 今度、博人が投げる時応援よろしくお願いします。


10月2日、1-3でまたもや博人が負け投手になった日の夜でした。
投球内容、6イニング四死球1、被安打2、自責点0・・・・で負け・・・・
残すは最終戦のみ。






翌日に予定されていた最終戦は雨で中止(小学校の運動会が雨天中止になった、あの日曜日です)
もし連投になっても、多分監督は博人を先発させていたと思います・・・

闘病中のお父さんに、ウイニングボールをプレゼントしたい。させたい・・・
各ご家庭でも、子供たちに、親父たちは「博人と博人のお父さんのために頑張れ!」と
話をされたことと思います。

火曜日・・・入院先の病院の近くに仕事で用事があった私は
雑誌『野球小僧』を見舞い品に、博人のお父さんの病室を訪ねました。

「お加減はいかがですか?」
「なかなか大変ですけど、もう少しで治るので、春までリハビリをがんばって、春のリーグ戦は応援にいきますよ!」
「そうやね!みんなも楽しみに待ってますよ!」

そんな会話を交わしました。

そして日曜日の勝利。
先制されたけど、バックが良く守り、そしてワンチャンスの集中打で2死から逆転。
完投初勝利。
チーム全員の力が、ひとつになった勝ち星。

ベンチも、応援の父母も大盛り上がり。
試合のあとに撮った「博人のお父さんへのビデオレター」では
子供たちは口々に、「次の大会も勝ちます!」「また応援に来るのを待ってます!」と
おおはしゃぎでした。
「博人、お前もなんか言えよ!」
そう言われた博人は、にこにこしながらカメラの前に出てきて

「やっと・・・勝て・・ました」

そう言うと、急に声を詰まらせ、目から涙があふれました。

その時は、まだ周りの皆誰もが、博人の本当の気持ちを知らなかった・・・





私が見舞いに行った翌日、病状が急変した博人の父は、気道送管をし、半年に渡った闘病の最後の戦いをしていました。
初白星の5日後、10月14日早朝、逝去・・・・

毎試合のビデオを楽しみにしていたそうですが、最後のビデオを見ることはできませんでした。
しかし・・・勝利の報告はしっかりと病床に届けられたことと思います。


博人は、どんな思いで投げていたんだろう・・・?


葬式の日、残されたお母さん、妹の横で、博人は最後の出棺の時の挨拶に立ちました。
立派な挨拶でした。
お父さんは最後まで病気と闘い抜いた、と。
きっとこれからも天国から見守っていてくれる、と。

「ただ・・・本当は・・・まだお父さんに死んで欲しくなかった!」








これで急にチームが強くなった、とか、選手各自の意識ががらりと変わった、とか
そういうテレビドラマのようなことは起きませんが(笑)


あの一勝を、みんなきっと忘れることはないんじゃないかな・・・
「野球の神様」がくれた、一勝。
頑張ったからこそくれた、一勝。


10月14日は、奇しくも私の父の命日でもあります。
これから毎年、父の命日が来るたびに、Sさん、あなたのことを思い出しますよ。
あなたのことですから、天国へ行かれたとは思いますが、野球がシーズンインすれば
雲の上なんかにじっとしてはいられないでしょう!

いつか、どこかで、多分、グランドの応援席で・・・お会いしましょう。




さあ、2010年も終わり!

皆さんにとって、新しい年が、健康で明るい一年であることを、お祈りいたします。
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