秋深まる

気がつけば10月も残り半分を切ったか・・・

今日は久しぶりにちょっと難しいこと書こうかな(笑)
秋だし・・・・



以下は、最近参列したある方のお通夜で、お坊さまの講和で伺った話に、多少自分で調べたことを加えた内容なのですが・・・


「誕生」という言葉があります。

はい。命が生まれることですね。おめでたい話です。
ハッピーこのうえない。

さて、この誕生の「誕」という字はどういう意味なのでしょうか?

言 に 延 言葉を延ばす?


どんなおめでたい意味なのか?

いえいえ・・・「でたらめを言うこと。うそをつくこと。他人をだますこと。また、そのことば」

それが「誕」の意味です。

えっ?


お釈迦様の教えによれば・・・・


この世(現世)こそ諸行無常・・・永遠に不変なものなど何もない、永遠の安らぎは存在せず、四苦八苦に満ちています。

四苦とは、生苦、老苦、病苦、死苦

八苦は、この四苦に、愛別離苦(愛する人と別れる苦しみ)、怨憎会苦(怨み憎む人と出会う苦しみ)、求不得苦(求めるものが得られない苦しみ)、五陰盛苦(苦しみを苦しみとして感じる苦しみ)を加えたものです。

迷いと偽りと苦しみに満ち満ちた世界に生を受けること・・・すなわちそれが誕生なのです。

だから人は泣きながら生まれてくる、とも言われています(シェイクスピアの『リア王』にこの表現があるそうですから、この感覚は洋の東西を問わないのでしょうか?)


「なんでこんなに苦しいんだろう?」

「なんでこんなに悲しいんだろう?」


それが「(現世に)生きる」ということだから・・・思い通りにいかない、それが人生。

人はとかく、思い通りになる・・・と錯覚しがち。ましてや人生経験の浅い子供であるならなおさら・・

勝負のはっきりするスポーツというのは、この「思い通りにならないこと」ということを体験するためにあるのかもしれません。しかし、そこで諦めるのではなく、この四苦八苦の世界に向き合い、「思うに任せない世の中」だからこそ、限りある命を精いっぱい生きていくことが求められているのではないでしょうか・・・



蛇足ですが、だから私は、安易に「信じれば願いはかなう」とか「思いはかならず実現する」とかいうJ-POP的感覚には否定的です。「希望」というのも欲望のひとつです。それが実現するかしないかをくよくよと悩むよりも、今、この時にすべきことを成す。いくら考えても未来は変わらない。現在の行動こそが、未来につながっているという意味で「願わなければ夢は実現しない」とは思いますが・・・




コメント

たかまま #-

ぐすん・・・

わたしもつい先日、お通夜に参列してお坊さまの講話に涙してきたばかり・・・。

愛別離苦、いつかはかならず訪れる・・・・

今このときを楽しみながらいこう。



悩んでもどうにもならないことは悩まない主義!!

悩んで・・・どうにかなることは一生懸命悩み考えよう!!



・・・って言いながら、超お気楽脳天気なんですが(^^;


PS.日曜はお会いできて嬉しかったです♪
   超~緊張した試合で・・・本当に疲れちゃいました。









2011年10月17日(月) 22時42分 | URL | 編集

じゅごん #//wnbboM

コメントありがとうございます

★たかままさん
ブログ拝見してましたよ。若い方の死というのは、本当に辛いですね。
命は大切です・・・四苦八苦に包まれてはいるけれど、やはり尊い命・・・限りあるからこそ大切に生きていきたいですね・・・

とはいえ、悟りにはほど遠く、子供が打った押さえた勝った負けたで毎週大騒ぎしている私たちは、まさに煩悩の塊ですね!(爆)
緊迫感のある試合ありがとうございました(押されっぱなしでしたが・・・)

2011年10月18日(火) 13時56分 | URL | 編集


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