夏休みの宿題

今日も午後イチからの練習だと思って仕事段取りしていたら、夕方からだった・・・
仕事すりゃいいんだけど、なんだか無理・・・サボリブログ書こう(笑)

お盆に日帰り帰省した際、自分が使ってた部屋(そのまま残ってる)に置いていた卒業アルバムを持って帰ることにした。
そしたら母が「ついでにこれも持って行きなさい」と紙箱を出してきた。

中には幼稚園~高校までの通知表その他賞状など・・・

改めてこれらを見て、冷や汗しきりなのだが、その中にひとつの作文をみつけ、鮮明に記憶が蘇ってきた・・・


それは中学一年の夏休みだった。
宿題として「読書感想文」が出されていた。
私は読書は決して嫌いではなかったが、その頃は学校にはとても書名を言えないような本ばかり読んでいて、夏休みも残りわずかとなった時、大変焦っていたのだった。(残りわずかとは「あと数日」ではなく「あと数時間」というオーダーです)

いまさら本を読む時間はない。どうする?

そこで書いた「読書感想文」が以下のものです。
原文のままここに再録します。





「マッチ売りの少女」について
1年2組 塩見じゅごん

マッチ売りの少女。この名作の名前を知らない人はおそらくいないであろう。そしてそのストーリーを知らない人も、まずいないだろう。
 ぼくは作品のけいこうとしては、やはり明るく ユーモアのある喜劇的なものが好きだ。
 しかるにこのマッチ売りの少女というものはどちらかというとやはり悲劇であるとぼくは思う。
 ぼくは、だいたいこのマッチ売りの少女というやつは好きな作品ではないのである。好きでもないのにどうして感想文を書くのか。どうせ書くなら好きな作品について書けばいいではないか。人はそう思うだろう。

しかし夏休みの宿題の国語のらんに好きな本とは書いてなかった。感動した本と書いてあった。

 ではマッチ売りの少女にどう感動したのか。あの単純なストーリーのどこに感動したのかみなさんはおそらく疑問をもつだろう。
 しかし、同じ疑問をもつなら、なぜにマッチ売りの少女が名作といわれるかを考えて欲しい。

 ぼくは、なぜその単純なストーリーの中にどこにそんなに人を引きつけるみ力がかくされているのか、それに疑問をもった。そして読みかえしてみた。
 読み終わった直後にはまずますわからなくなってしまった。貧しい少女がいる。その少女は死ぬ前に幻想を見る。そして死ぬ。こんな物語なら中学生でも作れる。しかしこの物語を見て何万という人が涙を流しているのは否定できない事実である。

 まあ人間なんてあんがい単純な生きものかもしれない。しかしどうしても疑問はとけなかった。
 そのうちぼくはある事に気がついた。
 マッチ売りの少女の主題・・・。
 それは人間としての生き方だとぼくは思う。
 少女はマッチをけん命に売ろうとする。
 が、しかし、だれもかってくれる人はいない。この場合、かおうとしなかった人々は自分のことだけを考え他人の事には関心をもたない、いわば利己主義の人間である。
 そして、その一見きたない大人の心の中に一つだけ純真な子供の心がある。少女はマッチを買ってくれなかった人たちをケチだとも、にくいとも思わず死んでいくのである。
 結局これは、この少女を通して世界中の子供たちに、助け合いの尊さ、また福祉の大切さを呼びかけたものである。他にも人間として生きていくためには助け合いや心の美しさが大切だと教える本はたくさんある。

 しかしその中でもマッチ売りの少女はずばぬけている。なぜか、利くつ(原文ママ)抜きにわかりやすいのである。ストーリーの単純さがこの物語をささえている、といっても過言ではないだろう。

 もう一度、童話について考え、そして幼い時とはまた違ってその主題を掘り下げてみるのもまたおもしろいのではないだろうか。
 あんがい単純なストーリーの中に重要な教訓がかくされているものである。


作文




国語の中原先生(女性)は、以下のように記してくれていました。

この作品はほんとうにむずかしい。考えようとすればするほど。あなたはよく考察しましたね。前置きがすこし長い。


先生お見通しのように、とにかく文字数をかせぐために必死だった形跡が見てとれる(多分400字詰め原稿用紙4枚以上がノルマ)。
そして、今思い返しても、なんというこじつけというか、苦し紛れの・・・・
辞書ひく間も惜しいから、誤字だらけだし・・・・

なんちゅうふざけた中1男子や!


でも先生は、この読書感想文に「五重丸」をくれました。

中原先生は、3年生の時に担任もしてくださって、通知表の所見欄に次のように記されている。

よくあくびをするので、家、塾での勉強の時間を短縮してよくねむるようにしてください。昼間さえていないとさっぱりです。夏休みにからだをすこしきたえておいてください。


よう高校に合格したな・・・・


中原先生すみませんでした!

アンデルセン先生すみませんでした!

そして、仕事の原稿も、なるべく文字数稼ぎで水増ししたり、手を抜かないようにします!締め切りは守ります!


通知表

みんなも宿題がんばってね~



コメント

ぼうず #-

やはり、ジュゴンさんは中学生の頃からジュゴンさんでした。

2012年08月23日(木) 06時05分 | URL | 編集

じゅごん #//wnbboM

コメントありがとうございます

☆ぼうずさん
おっしゃる通り、毎度その場しのぎのふざけた野郎です・・・(^^;

2012年08月23日(木) 11時54分 | URL | 編集


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